長期安定へ、地方議員年金の改正成立
国会議員互助年金は廃止されたが、地方議員年金制度を存続する理由は何か。
公務員部長
国会議員年金は退職金としての基本性格を有しているのに対し、地方議員年金は掛金を中心にした互助年金制度で、そもそも制度の性格が違う。また国会議員年金は恩給方式で国が直接給付するのに対し、地方議員年金は現役議員に係る掛け金と負担金で受給者を支える社会保険方式で運営されている。
批判の的となっている「ダブル・トリプルで受給できる」という点については、県・市・町村それぞれに制度が分かれているためであり、また「孫まで受給できる」という点については遺族年金の転給であり、地方公務員共済と同様の仕組みのものである。国民に誤解をもたれないよう、理解を得る努力をしたい。
竹中総務大臣
地方議員年金と国会議員年金は基本的に制度が違う訳であるが、地方議員年金はなぜ廃止されないのかと素朴に思われる方もいる。地方分権をこれから進めていく上で、現時点で国民の理解をきっちりと得ることが重要だと考えている。
今改正で概ね20年間、安定的な運営が可能となるが、更なる市町村合併の進展などで、環境の激変も考えられる。いかなる場合でも、合併特例法に基づいてしっかりとした対応をとるべきだ。