公務員制度改革大綱を見直せ [予算委員会で質問]
[2002年5月27日]
公務員制度改革大綱を見直せ 高嶋議員
小泉首相 天下り慣習の抜本的見直しを行う
今国会ほど、政・官・業の癒着や、議員秘書の犯罪など、政治の暗闇部分がクローズアップされ混乱した国会はいままでなかった。辻元氏、加藤氏、前参議院議長の井上氏が次々と自らの疑惑のために辞職に追い込まれた。しかし疑惑の本丸、鈴木宗男氏は国会議員の職にいまだにとどまったままである。

5月27日、外交問題と政治倫理をテーマに参院予算委員会の集中審議が行われた。高嶋議員は、選考方法が不透明な外務省の民間大使登用の問題、国立病院の談合疑惑、天下りの禁止と公務員制度改革大綱などについて質問を行った。なお、この委員会の模様はNHKで全国放送された。
談合疑惑と天下り
高嶋議員 私が、3月の予算委員会で取り上げた、総額600億円にのぼる国立病院工事の談合疑惑について、約束どおり、白紙撤回して入札をやり直すのか。
坂口厚生労働大臣 入札が終わっていたが、前例にないことだが、白紙撤回して入札をやり直す。
高嶋議員 この談合疑惑は厚生省OBや政治家の秘書が暗躍しているといわれ、政官業癒着の典型だ。国立病院部だけで13人もゼネコンに天下っている。ゼネコンへの天下りを禁止すべきだ。
坂口大臣 厚生労働省として、ゼネコンへの再就職の世話は絶対にしない。
高嶋議員 天下りはキャリア官僚の特権。それが癒着の原因となっている以上、天下りの規制を強化すべきだ。
小泉総理 公共事業で特別な働きかけによって利益を得る事ができないシステムが必要だ。天下りの慣習の抜本的見直しに、積極的に対応したい。
公務員制度改革大綱の見直し
高嶋議員 21世紀臨調が総理に会った際、総理は「官僚の早期退職慣行の見直し」を発言していたが事実か。
小泉総理 そのような趣旨の発言をしたのは、事実だ。
高嶋議員 早期勧奨退職をなくし、結果として天下りをなくすということか。
小泉総理 早期退職を勧め、そのために特別な就職口を作らなければならないという点を見直す。
高嶋議員 公務員制度改革大綱は、早期勧奨退職の廃止についてはふれず、むしろ天下りを容認している。大綱を見直すべきだ。
小泉総理 「天下りに国民の強い批判があることを受け止め、国民の信頼を確保する再就職のルールを確立する」ことが大綱にあり、私の考えはこれに沿うもの。
高嶋議員 いま言われた点を、マスコミや行政学者が天下りを容認していると批判している。大綱見直しの総理の決断をお願いしたい。
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